Aさんは、約1年ほどの間に、アダルトサイトでビデオを約30本購入してダウンロードしていましたが、ある日、突然そのサイトが使えなくなりました。
調べてみると、そのサイトが児童ポルノのビデオを売っていたことが発覚して警察に摘発された、ということがわかりました。
Aさんは、ダウンロードしたビデオの中に18歳未満かもしれない女性が映っている作品があったため、自分も捜査の対象になるのかもしれないと思い、不安になりました。そうしたところ、「警察は今後、摘発したサイトの顧客リストから購入者を捜査する。」というネットニュースを見ていよいよ不安になりました。
Aさんがインターネットで情報を収集していく中で早期に警察に出頭することが大切であることを知り、上原総合法律事務所に相談をし、出頭同行を依頼しました。
ご依頼後は、まずAさんと弁護士とで警察署に出頭する日程を調整し、その日までに上申書案を作成しました。
上申書は、Aさんにおいて原案を作成していただき、弁護士において修正しました。
上申書には、ダウンロードしたビデオが児童ポルノに当たるかについてAさんがどのように思っていたのか、などについての真実が正確に反映されるよう修正しました。
そして、完成させた上申書を持ち、その他の荷物を調整した上、Aさんと弁護士とで警察署に出頭しました。
弁護士を同伴しないと警察で出頭を扱ってもらえないこともあると聞きますが、Aさんについては、弁護士同席の下で警察官に事情聴取され、警察に記録を残してもらえました。
Aさんのように、利用していたアダルトサイトが摘発されて不安になった、というご相談は珍しくありません。
このようなケースでは、警察は一歩ずつ捜査を進めます。
まずはサイト運営者の捜査をし、その後、ビデオの購入者等の周辺者の捜査をします。
周辺者の捜査においても、必要に応じて捜索や逮捕といった強制捜査をします。
これに対し、早期に警察に出頭して正直に話をすることができれば、捜索や逮捕を避けられる可能性があります。
警察が捜索や逮捕が必要だと判断する前に出頭する方がよいため、早期に警察署に出頭することが重要になります。
Aさんは、ビデオをダウンロードしていたサイトが摘発されたことを知ってからすぐに上原総合法律事務所に相談をし、サイトが摘発されてから約2週間後には警察署に出頭することができ、捜索・逮捕には至りませんでした。
Aさんは、出頭するまではとても不安で、事件のことしか考えられませんでした。
ですが、出頭というやるべきことをしたことで、Aさんは落ち着き、気になったことを弁護士に相談しつつ、出頭後はこれまで通りの生活を送ることができているそうです。
上原総合法律事務所では、経験豊富な弁護士が親身にご相談に乗ります。
ご家族や知人が薬物の共同所持で逮捕された方は、遠慮なくご相談ください。
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