刑事事件コラム一覧
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公判前整理手続の流れとは?弁護士の役割等について
第1 公判前整理手続とは 1 公判前整理手続の目的と意義 公判前整理手続とは、刑事裁判を円滑かつ迅速に行うため、公判が始まる前に争点や証拠を整理するための制度で、刑事訴訟法316条の2以下に…
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背任罪とは?成立要件や発覚した際の対応方法について
第1 背任とは 背任とは、他人の財産を管理する立場にある者が、その任務に反して自己や第三者の利益を図り又は他人に損害を加える目的で不正な行為を行い、結果として財産的損害を与える行為を指…
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保護責任者遺棄罪とは?元検事の弁護士が成立要件・罰則・事例等を…
第1 保護責任者遺棄等罪の概要 保護責任者遺棄等罪とは「保護責任者による被保護者に対する遺棄及び被保護者が生存するため必要な保護をしない行為」を処罰する罪です。規定は、以下のとおりです…
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強制捜査とは?任意捜査との違いや刑事事件の流れについて元検事の…
第1 強制捜査の基本概念 1 強制捜査とは何か 強制捜査とは、警察や検察等の捜査機関が、犯罪の捜査をするにあたり、被疑者や関係者の意思に反して身体・住居・所持品等を捜索したり、物…
[投稿日]2025.07.08
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2025年風営法改正で何が変わる?「色恋営業」禁止などの規制強…
2025年(令和7年)6月28日、風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の一部を改正する法律(令和7年法律第45号)の大部分が施行されました。本改正では、いわゆるホストクラ…
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下半身を露出した場合に問われる罪は?逮捕の可能性と対応策について
第1 下半身露出の罪に関する法律とその解釈 1 公然わいせつ罪 公の場で陰部を露出する行為等は、刑法第174条が定める公然わいせつ罪として処罰されます。 刑法174条 公然とわいせつな行為を…
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執行猶予を獲得するには?元検事の弁護士が執行猶予となるための弁…
刑事事件で起訴されて被告人となり、裁判で有罪となっても必ず刑務所に収容されるとは限りません。「執行猶予」となれば、刑務所には収監されず、社会内で生活を続けることも可能です。 しかし、執…
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雇用調整助成金の不正受給の調査が来たらどうすればいい?
雇用調整助成金の不正受給に対する調査が厳格化 雇用調整助成金や緊急雇用安定助成金は、コロナ禍で受給要件と審査が緩和され、結果として不正受給や不適正受給(過誤受給)が多発しました。 …
[投稿日]2021.11.11
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逮捕から起訴までの流れと期間を元検事の弁護士が図でわかりやすく…
逮捕は突然やってきます。 犯罪の現場で現行犯逮捕されたり、過去に犯した犯罪について、ある日突然警察官が自宅にやってきて逮捕されたりします。 警察官が事前に「明日…
[投稿日]2020.06.24
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死体遺棄は懲役(拘禁)何年?元検事の弁護士が死体遺棄・死体損壊…
この記事では、元検事(ヤメ検)の弁護士が、死体遺棄・死体損壊罪の内容や、これらの事件の弁護のポイント等について解説します。 第1 死体遺棄・死体損壊とは 刑法190条は、死体損壊…
[投稿日]2025.05.27
[更新日]